石巻行

この10・11日、宮城県石巻市まで復興支援のボランティアに行ってきました。ボランティアとは縁遠いあいつがなぜ・・・ とお思いの方も多いでしょう。きっかけは、オートバイの機動力、経済性の高さを生かした支援活動を行っている大手葬儀社の専務にお誘いいただいたことでした。今回のメンバーはいぶし銀の方ばかりですが、7・8時間のバイク走行も何のその。10日夕、みなさんと一緒に、無事、現地に到着しました。

明けて11日は、早朝から30キロにわたる牡鹿半島の海岸線でゴミ拾い。短時間にもかかわらず、軽トラ1台分のゴミが山積みとなりました。中身はビンやカン、ペットボトルなどなど、被災とは関係ないものばかりだったのが印象的でした。「ごみ拾いをすると、ポイ捨てをしなくなるよ」という現地の方の話に妙に納得しました。

このほかにも、「家が津波で流された人とそうでない人とのわだかまりができてしまった」話などゴミを拾いながら地元の人にいろいろな話を聞かされ、ちょっとだけブルーになってみたり。作業を終えてふと顔を上げてみると、きれいな夕日が目に入ってきました。この海岸にも津波が襲ってきたんだな・・・などと考えながら、その美しさに思わずスマホを取り出してシャッターを切りました。

石巻から帰った次の日は、往復920キロにも及ぶバイク旅とボランティアとで全身筋肉痛。正直、仕事が辛かったっす。でもまた参加しよう、そう心に決めました。

(高)